今や個人だけではなく、企業もHPと同じように活用しているインスタグラム。
活用する企業が増えるのと同時に、インスタグラム広告を活用する企業も急速に増加してきました。
インスタグラム広告の特徴は、細かなターゲティングができることです。そのため、上手に活用することができれば従来の広告と比べて効果も出やすく,多くの企業で重視されています。
一方で、インスタグラム広告は誰もが運用することができるため、このような事で悩んでいる担当者が大変多いのも現実です。
「インスタグラム広告の効果がわからない・・」
「インスタグラムの効果測定ってどうやるの？」
そんな悩みを持つ担当者に向けて、インスタグラム広告の測定方法のポイントや効果測定を効率化するツールをご紹介します。
インスタグラム広告の効果測定方法
インスタグラム広告の効果測定方法は大きく3つあります。
その３つとは・・
「Facebook広告マネージャ」「Googleアナリティクス」「外部サービス」です。
ここではこの３つのサービスの特徴とどこの数値を測ることができるかについて解説します。
Facebook広告マネージャで測定する
Facebook広告マネージャーは Facebookやインスタグラムでの広告配信と管理を行うことができる無料のツールです。
【特徴】
Facebook広告マネージャでは目的にあった広告を複数作成でき、広告出稿〜効果測定までの一連の行程を一つのツールで一元して行うことができるるのが特徴です。
インスタグラム広告の配信後に確認できるさまざまな数値データへのアクセスや、広告予算をはじめ、各種設定・変更も一括で管理することができる必須ツールで、マーケティング担当者や代理店担当者が必ずと言ってよいほど利用するものです。
Google アナリティクスを使用して測定する
Google アナリティクスは、webサイトのアクセス分析ができる無料のツールです。
インスタグラム広告と紐づけることができるため、広告効果をより深く測定することが可能です。
【特徴】
Google アナリティクスでは、「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」などの分析が可能です。
ユーザーがどこで商品を知り→どんなページを訪れ→最終的にどのページを見て申し込みをしたのか、CVに至るまでの経路をそれぞれ分析できのが特徴です。
外部サービスを使用して測定する
外部の広告効果測定ツールと言っても、仕様は大きく2つに分かれます。
「広告効果測定ツール」と「インスタグラム分析ツール」です。
【広告効果測定ツールの特徴】
広告効果測定ツールを利用することで、バナー、リスティング、メルマガ 、など様々な広告手法での結果も合わせて比較・分析することが可能です。
そのため、インスタグラム以外にも様々な広告媒体を利用している企業で、どの広告媒体が一番効果があるかなど知りたい場合にはおすすめです。
【インスタグラム分析ツールの特徴】
インスタグラム分析ツールを利用することで、Facebook広告マネージャよりも詳細なデータが得られます。またツールによっては競合他社アカウントの分析やハッシュタグ分析なども可能です。
このように、外部サービスを使い分けることで、より広告の効果を細かく分析することが可能です。
思うような広告効果が得られない・・5つの対策
インスタグラム広告を出稿して広告効果測定してみたものの「思うような効果が得られてない・・」と悩んだ時には以下の5つのポイントを抑えて設定を見直してみましょう。
KGIとKPIの関連性と優先順位
KPIはビジネスの最終目標でもあるKGIを実現するための小さな目標です。
KGIとKPIを設定することで、KGIを達成できなかった場合にどのプロセスに問題があるか検証することができます。
しかし、KPIの設定が高すぎたり、KPI多く掲げすぎても全く意味はありません。
KPIを達成できていてもKGIが達成できていない場合には、KPIの設定が適切か、優先すべきKPIは何かを見直しましょう。
KPI設定についてはこちらで詳しく解説しています。
ユーザーが求めるクリエイティブか
インスタグラムはSNSの中でも写真や動画を視覚的に楽しめることができるのが特徴です。そのため、FacebookやTwitterとは違い、質の高いクリエイティブが求められます。
しかし、ビジネス感の強い広告やブランドイメージに合わない広告だとしたらどうでしょう？ほとんどのユーザーはスルーするでしょう。
コンテンツ同様に広告もユーザーが求めるものを作成しなくてはなりません。
定期的にデータをチェック
インスタグラムの広告効果測定は基本的には毎日行うことがおすすめです。
特にキャンペーンや広告を行った際は、フォロワーやリーチの増加数など、普段の投稿との比較して分析することも重要です。
データの推移を長期的に見る
インスタグラムで広告を出稿する目的として、今まで自社を知らなかった層や購入やサービス利用にまで至らなかった層を取り込んでいくことでもあります。
そのようなターゲット層は、短期で得られるものではなく、様々な手法で継続的アプローチしていく必要があります。
競合他社との比較
思うような広告効果が得られない場合に、競合他社との比較も重要です。
競合他社のアカウントを分析することで自社だけの分析では見えてこなかった新しい発見があります。
しかし、競合他社の分析は、自社だけで出来ることではなく、分析ツールの導入が必要となります。
以下に分析ツールの活用のポイントをまとめました。
インスタグラム分析ツールの活用ポイント
インスタグラム分析ツールを使用して広告効果を測定する場合、以下の3つのポイントを踏まえた上で分析ツールを選びましょう。
把握したい効果を測定できるか
分析ツールによってもちろん測定できる項目は変わってきます。
ハッシュタグやストーリーズに対する詳細分析や競合他社アカウント分析、A/Bテストなど把握したい項目が測定できるか導入前に必ず確認しましょう。
そのためにはKPIの設定もとても重要です。
現場が使いこなせるツールか
インスタグラム広告の効果測定には、ただツールを導入するだけではなく、担当者が使いこなせるツールでなくては全く意味はありません。
担当者が上手く使いこなせなければ、PDCAを回すことが出来ません。
「必要なデータがすぐ見れるのか？」「レポートとしてデータのダウンロードは可能か？」など担当者目線でツールを選びましょう。デモやお試し体験などを使ってみるのもおすすめです。
予算内の導入コストか
ツールを利用する際には、もちろん費用がかかります。
提供会社によって費用は様々ですが、年間契約を結ばなくてはならない会社も多くあります。
「ツールを導入して分析精度や効果が上がること」と「ツールを導入することで削除される工数」のバランスをみて決めましょう。
Eightmediaだから出来ること
今後も広告としてだけではなく、マーケティングの一つとしてインスタグラムは非常に重要な役割を担っています。
だからこそ、どのように効果が出ているか、今後どのようにすればより効果が得られるか効果測定することはとても重要です。
しかし、実際は自社だけでは十分にPDCAを回せていなかったり、分析ツールを使いこなせていなかったりする企業が多くみられます。
なぜなら・・
・自社でそのツールを使いこなすのがハードルが高い
・金額が年間契約である場合も多く高額であることが多い
・ツール以外に経験値のある人的な所感がないため、その後の改善策を戦略に落とし込むまでができない
このような状態では、インスタグラムの広告効果測定だけに限らず、インスタグラムの運用も難しくなります。
Eightmediaでは、インスタグラムの運用コンサルから運用代行、効果測定やインフルエンサーのリサーチ・キャスティングなどが可能です。
弊社だからこそ見つかる成功のポイントがありますので、お悩みの場合にはお気軽にお問い合わせください
